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虫歯と肺炎の意外な関係とは?

虫歯と肺炎は実は関係あり!?

風邪をこじらせてしまうと肺炎になってしまうことがありますが、虫歯菌からも肺炎になってしまう可能性があることはあまり知られていません。
口内には数百種類の細菌があると言われていますが、通常はそれらが肺に入ってしまうことは無いものの、誤嚥や睡眠時などに無意識のうちに唾液から肺にまで入ってしまうことがあります。

健康な人であれば細菌が体内に入っても体の防御機能が働き重症化することはありません。
免疫力が低下している人の場合は菌の感染に負けてしまい心臓にまで侵入するケースがあり、重症化すると全身に回り結果的に心内膜炎を引き起こす可能性もあります。
また、気管に入ってしまった場合は肺炎を引き起こすことに繋がりますが、特に嚥下機能が衰えてくる年配者に多く発症するケースが目立ちます。

このことからも口内環境のケアは大切で、虫歯により歯茎まで化膿してしまった場合はあごの骨にも影響を及ぼし、悪化させてしまうと肺炎はもちろん全身疾患に繋がる危険性があります。
別の疾患がある人の場合は特に危険で、心不全や脳梗塞を発症するリスクも高まります。

肺炎を起こしやすい人の口の中は歯垢が溜まっていたり、虫歯を放置している、入れ歯が汚れているなどの特徴があります。
これらを解決することで肺炎の発症予防に繋がります。
まず、食後には必ず歯磨きをすることが大切です。
歯の表面だけでは無く裏側もしっかりと磨き、歯の隙間なども歯間ブラシなどを使って丁寧に磨きましょう。
但し、食後すぐに歯磨きをすると歯のエナメル質を痛めることになるので、食後30分以上経ってからの歯磨きを日頃から心がけましょう。

虫歯がある人は放置せずに歯医者へ行くことが大切です。
虫歯は放置しておいても決して完治することは無く、逆に悪化が加速していきます。
早期ならば治療期間や費用も少なくて済みますが、悪化させてしまうと長期治療になってしまいます。
歯が痛くなくても口臭が強くなったり、歯茎からの出血がある場合は、虫歯の初期症状である可能性が高いので、気付いたらすぐに歯医者で診察してもらうようにしましょう。

入れ歯の表面には細菌が付きやすく、汚れた入れ歯は細菌の温床となってしまいます。
口内の細菌を減らすために、定期的に入れ歯洗浄を行って手入れをしっかりとすることが大切です。
肺炎にならないように免疫力を高め体力を保つことと、しっかりとした虫歯予防と治療をして、口内の菌を減らすようにすることが一番の予防になることを覚えておきましょう。

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